【Aぇ! group】グレショー#第12回公演「大暴力」⑤

グレショー「大暴力」その5 Aぇ! group

2022年5月21日放送分
第12回公演その5。

【前回までの感想】
#第12回公演「大暴力」①
#第12回公演「大暴力」②
#第12回公演「大暴力」③
#第12回公演「大暴力」④

まずは前回分の福谷さんのnote【グレショー】4回目の放送の感想を受けまして。

【これはまだ本番ではない③】でのリチャくんの「マジで興味ない」、やっぱ最高でしたよね~。
あの生々しさは何にも代えられない…

【Singin`in the Rain】でのハプニングは、読むまで気づきませんでした。
確かに確認してみたら、本当に傘転がってってたね。傘使った破壊行為も見たかったけど仕方ないですな…
無知すぎて『時計じかけのオレンジ』を知らないので、今度見てみようと思いました。

【ぼくのまち】は歌詞変更あったのね~。
(YouTube見てなかった😅)
ごまかしがあったことで、逆にイメージは広がった気がする。テレビの制約をポジティブにできていたのでは。

まさまさ好き勝手に歌ってたのか。あのテイスト好きだったな~。
福本くんの視線が反比例的に冷めていくのも、確かにゾクゾクしたもんな。
こじけんが笑ってたのは全然気づかなかったけど、確かに笑ってましたね。こういうの見れるって楽しい。

【愛のドキドキ百億万回レース】含め、佐野くんが褒められてる。嬉しい。

質問コーナーにあった6人の演技タイプ。なるほどな~と腑に落ちた感じ。
ファンの多種多様な解釈を知れるのも楽しいですね。

そんなわけで(?)、続きの「大暴力」その5を見ます。

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【ガラスの水族館】
末澤くんとこじけん。そして福本くん。

薄暗い環境なのが気になる。部屋の中にいるんだとしたら不思議な状況だよね。
金魚のキーホルダー買って来るこじけん可愛いけど。

過去イチ分っかりやすい暴力ふるうのね末澤くん。ザ・DVって感じ。
「誰と行ったの?」のトーンが怖かったね。青ざめそうになる感じ。
そっから3発殴った直後の「ごめん…🥺」なぁ、ダメだよなぁ。
典型的なDV男感満載。
「怒らないから正直に言ってごらん」とかも怖すぎて震えた。

でも、こじけん「お医者さん行こう?」って言うんだよな…
もしかして、なにか精神的な病気抱えてるのかね末澤くん???
こじけんのこと、別の誰かと思い違いしてたりとか?

突如割り込んできた福本くん。
新しい視点から物言う登場人物が現れたなぁと思ってたら気づいた。
もしかしてこれ【タイムマシンで来た二人】と連動してる作品か!?
衣装も同じだもんなぁ…🤔

「『こういうことがあった』って振り返って思い出にしないで欲しい」
「自分をいじめてるやつが反省するのも嫌」
「今がずっと今、反省とか後悔とかするのは違う」

なんかぶっ刺さるセリフだなぁ。

いじめられたりしてできたキズは決して過去のものにはならない、何があろうとどれだけ時間が経とうとずっと鮮明に残ったままなんだよ、ってことですよね。
いじめた側は「過去の」出来事として割り切っちゃうけど、された側にはずーっと「今」の出来事であり続けてしまう。だから、謝るとかはやめろって話ね。

…うん、理解できすぎてしまうな。

福本くんの演技が素晴らしい。あの熱量に引き込まれちゃう。胸鷲掴まれる。
こっち側に向けて投げかけてきてる場面とか最高じゃない?
あの感情のこもり方、マジで福本くん本人にそういう経験やら考えがあるんじゃ…?としか思えないもん。すごい。
末澤くんもすごい。喋ってるわけじゃないのに、なんか感情の動きとか思考とかが伝わってくる感じあるし。表情の演技が素晴らしいんだな。

この作品はちょっとマジで感じるものが多かったんだけど、最も言葉にできなくもある。
なんと表現したらいいのか分からないけど、とにかくガツンと来ました。
すえちぇのお芝居が最高すぎる。

そんで、この作品での謎。
ここでの福本くんは将来彼らが謝りに来たあの未来からやってきてる??
謝罪時に渡された紙袋も持ってるし。

…と思ったんだけど、最後に福本くんが「未来人目線で俺の事見るな」って言ってたのがなぁ。多少引っかかるっちゃ引っかかる。

このセリフは「いじめが実際に発生したのが過去だからって、受けた心の傷を『過去のものでしょ?』って他人が判断するなよ!」って意味だと思ったんだけど。
本当に現在進行形でいじめられている可能性もあったりするのか…??とか思っちゃってねえ。

出力しても考えがまとまらないこの感じ、なんかすごい気持ち悪いわ(^_^;)
考え甲斐はあるけどさ。

あと福本くんの存在そのものの謎もあるよね。

本舞台の脇から福本くんが話しかけてきて、末澤くんは「ん?」って耳傾けるけどこじけんは「どうしたの?」って言ってる。
福本くんの話が聞こえてない?ってか存在に気づいてない??もしかすると見えていないのか??

…いや、そもそも福本くんの存在は末澤くんにしか見えないのかも。幻覚というか、何か見えちゃってる感じ。
こじけんがずっと「お医者さん行こう?」って心配そうに声かけてるもんね。

仮に末澤くんに何かしらの疾患があるとして。
それはいつからのことなのかね??大人になってから?それともいじめをしていた時から??
それによってちょっと事情が変わってきちゃうような気がするけど、どうなんでしょうか…

まぁなんにせよ、いじめた側がたとえその事実をしこりとして抱えていたとしても、いじめられた側と和解することは絶対無理だろうなぁということがよく分かる作品ではある。
だって認識の齟齬が激しすぎるもん。一生分かり合えないわ。

で、あともう一つ気になるのが、【タイムマシンで来た二人】での末澤くんの発言ね。(※「大暴力」②)
あの時「許してやってほしい」って言ってたんだよね。
「自分がやったんじゃないのかよ!?」と思ってたんだけど、【ガラスの水族館】と合わせて考えると違う意味合いが浮かび上がってくるような…。

もしかすると末澤くん人格2つあるってことはないかい??
非常に暴力的な人格と【タイムマシンで来た二人】の時のような比較的穏やかな(?)人格の2つを持ち合わせてて、その件で医者にかかっている可能性ありそう。
時折【ガラスの水族館】のような状況に陥ってわけわかんなくなっちゃってるのかも?

そうだとすると、【タイムマシンで来た二人】で謝ってた末澤くんと昔福本くんをいじめてた末澤くんは別人格だから、自分事ではない「許してやってほしい」って言い方になっちゃうのも頷けはするかも!?

なんか無理やり感すごい気がするけど、とりあえずこういう考察の仕方で着地します。

ところで作品名の【ガラスの水族館】ってどういう意味だろう…?

【これはまだ本番ではない④】
前回のやり取りがあるから、末澤くんの泣き演技に対するリチャくんの反応が白々しく思えちゃって気分悪いな~笑

三城平by福本くん、SNSで愚痴書いちゃう系の人だったか~😅
その投稿を直接目撃しちゃってるのがこじけんと佐野くんというのがね。年下組…!
より若い方がSNS張り付いてる、使いこなしてる、的な意味合いあったり??笑
スクショ撮ってる佐野くん、今時の人体現しすぎてるな~。

福本くんが書いた内容見て「言ってよ!」ってなる正門くん、ちょっとズレてるんだよな…
こじけんが言ってくれたからスッキリしたけど。
すぐ言える人には言えずにため込んでしまう人の気持ちが分からないものなんだろうなぁと。

カメラ意識の手叩きを指摘して、バッチバチになるリチャくんと正門くん。
この2人のこういう感じって普段だったら絶対見ないだろうから新鮮。

【これはまだ本番ではない⑤】
理想と現実と現実の稽古でブチ切れの福本くん。
あ~怖い怖い😅笑
みんなの発言一つ一つが癪に障るモードに入ってきちゃってますね。

ついに正門くんもブチ切れました~~!とうとうって感じ。爆発しちゃったね。
啖呵切る正門くん好きです。怖いけど。

リチャくんの空気読めない振る舞いにビビった。
そんな感じのキャラクターの人なんでしたっけ??(混乱)
こじけんと佐野くんの冷めた目が突き刺さる~~!

「今のでころすリスト入りました」での福本くんの目つき恐ろしいわ。狩人の目してるもん。
もう完全にイッてしまわれてるな。
そういう時の福本くんの表情大好きなので満足ですけど!

稽古場面。

「仲良しですか?」って質問に「仲良しです!!」って答えにくいよな~笑
あんま張り切ると嘘くさく聞こえちゃうし笑
だからAぇさんの回答がリアルで😊😊😊ってなりました。

普段以上の仲良しアピをすることは慣れてるだろうから逆に不仲を演じてみてほしいというオーダー、面白いよな~。
仮に仲悪かったとしても絶対にそういう面は見せないだろうから、舞台という場でそういう関係値の6人を見られるのは楽しいし贅沢な気がする。

ついついアイドルっぽい振る舞いをしてしまいがちなAぇさん、根っからのジャニーズって感じで大好きです。

普段の感じで喋るって話、以前noteで福谷さんが書いておられたことですね!
なんか答え合わせしてる気分だ笑

福本くんの「最近キレることない」に対して「だから芝居やから!」って諭してる末澤くんも諭されてる福本くんも可愛い。
この2人の良いとこ出てた😊好きなコンビです😊

対して「僕普段こんな感じです」な末澤くんには笑うしかない😂
その通りなんだけど、だからこそ面白い笑笑笑
佐野くんが自分の手のひらでカメラにモザイクかけようとしてるのが可愛かったですね。

シュッとしすぎる正門くんのブラックな一面。
福谷さんが言っておられた「持ってる良心、正義感が突き詰めた結果暴力的にも見えてしまう」、徹底したホワイト正門がブラック正門につながる、というのが納得でしかなかった。
正門くんはどう頑張っても優しいんだもんな~。
そんで優しすぎるのも毒だったりしますしね~。

終演後の正門くんとリチャくんも言ってたけど、セリフが全部本人言いそうな感じだからマジで生々しさしかないのよ。それがこの舞台の魅力。

今後Aぇ! groupで喧嘩してもこの作品思い出すだろうな、ってなんかいいですね。
たとえギスギスしても、すぐに追い払えちゃうんだろうなってのが想像つきますわ。
私もイライラしたり喧嘩になりそうな場面が来たら、この作品思い出して落ち着くようにしましょうかね笑

続きは#第12回公演「大暴力」⑥へ。

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