【V6】通常盤「僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE」所感

V6「僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE」通常盤の感想 V6

「僕らは まだ」
聴くだけで自然と懐古の情が湧いてくるような、心温まる、だけどちょっぴり切なさも感じるミディアムバラード。

リリース前にYouTubeでたっくさん聴いてるけど、それでも聴くたびにグッとこみあげてきてしまうものがある。
歌詞もメロディーも、今のV6だからこそ!という楽曲になっていてジーンとしちゃうね。

剛健、坂長、井ノ岡のパートから始まり、全員しっかりソロがあって、6人のパートもあって。
いろいろな歌声をじっくり堪能できるのが嬉しい。
それぞれのパートで過去のいろんな出来事とかエピソードとか思い出しちゃうな。

「僕らはまだ未完成」。これだけやってきていても、まだまだだと全員が思っていることが本当にすごいなと思う。だからこそ最高なパフォーマンスを更新し続けてくれているのだな、としみじみ。

一番最後の歌詞、「僕らはまだ未完成さ どんな色にでもなっていける」ってとこがさ、なんかたまらないんだよね。
これから先もまだ、何色にでも染まっていくつもりなのか!と。

でもこの部分、いろいろ解釈できる気がして。
V6の「終わり」に向けてグループの色を付けていくとも捉えられるし、ファン一人一人がそれぞれ思うV6になっていくよという意味とも考えられるし、「終わり」を迎えたあとのメンバーそれぞれのことを示しているとも思えるし。

どんな意味にも考えられるこのフレーズだけど、V6らしい前向きさが感じられて心が温まる。
V6の「終わり」が発表されたあと1発目の楽曲にふさわしい曲だなあと感じた。
 
「MAGIC CARPET RIDE」
「僕らは まだ」とは打って変わった、エフェクトあり、ラップありの聴き応えある楽曲ですね。なんかすごい洗練されてるなあという印象。

パフォーマンスがめちゃくちゃ楽しみに思える。軽快でおしゃれな感じなりそう!早く見たいなぁ…!
このタイプのおしゃれさは、これまでのV6の楽曲にない感じがするね。新鮮!

土岐麻子さんのコーラスがすごいアクセントになっていて癖になる。
とはいえ、冒頭の「TAKE ME HIGHER」はちょっとびっくりしたわ。まさかその一言から曲が始まるとは思わなんだ。
まあでも「MAGIC CARPET RIDE」だから、確かに高く飛べそうだしな笑。

この曲での剛くんの声がめちゃくちゃ良い。たまらない。
 
「95 groove」
これまた素敵な名曲が世に放たれましたね。
ゆったりまったりとした雰囲気があるんだけども、同時に疾走感も感じられて、なんかV6というグループの26年間の歩みそのものだなという気がした。

一人一人が自分のペースでいながらも、こっちが気を抜いてると置いていかれそうなくらいどんどん成長していくのがV6というグループだと私は感じてて。
だから、この楽曲にすごいV6らしさを覚えてしまうなあ。

メロディーがめっちゃ好き。ちょっと懐かしい感じがあるんだけど、おしゃれでもあって。サビもキャッチーで耳に残るし。

初めて聴いたのに初めて聴いたようには思えない不思議な感じ。一回聴いただけで大好きになってしまった。お気に入り曲に仲間入り決定です。この曲聴きながらドライブしたい!
 
「Heart Beat Groovin’」
やってくれたな、V6!!って感じ。
4曲目にして、一番すっげ~楽曲が登場してきたよ。アップテンポでリズミカルな、今っぽい感じの楽曲。
思わずノリノリで踊りだしたくなるし、絶っっ対ライブ映えすること間違いなしじゃん!!

この曲だけは事前に一切聴いてなかったから、正真正銘CDで初めて聴いたけど、本当にびっくりした。私の知らないV6だ…!

こういうタイプの楽曲もいけるなんて、さすがですわ。4曲の振り幅が大きすぎて圧倒される。
この期に及んで、新しい顔を見せてくるなんてずるくない??こんなの聴かせられたら、この先もずっとV6の最新楽曲を求め続けたくなっちゃうじゃんか!

メロディーと歌詞がかなりキャッチーですな。サビはもちろんだけど、「I know」のとこも癖になる心地よさ。冒頭の「foo」も気持ちが良いね。

テンポが良い曲だから、楽しい気持ちでずっと聴いていられる。気持ちを上げたいときとか戦闘力を高めたいときにぴったりですね。
あとは、やっぱりライブよね。絶対盛り上がるし、テンションぶちあげて盛り上がりたい!この曲のせいで、余計に現場行きたい欲が溢れてしまったなあ。
 
 
 
V6、53枚目のシングルはかなり名盤であることが分かりました。
4曲ともおしゃれだし、メッセージ性あるし、聴き応えあるし、テイストが全部違うから、繰り返し何度も聴いてても飽きがこない。

インストも4曲全部良かった。楽曲聴いてなんとなく想像していたよりもかなりシンプルなインストだったから、いかに6人の歌声が音に厚みを持たせているか、歌声を楽器として活用しているか、というのを意識させられた気がしましたね。

こんな素敵な楽曲たちを、ありがとうございます!!

タイトルとURLをコピーしました