観劇してきた!リチャ出演「EDGES -エッジズ- 2022」感想

リチャくん初ミュージカル感想 Aぇ! group

本日4月30日、「EDGES -エッジズ- 2022」観に行ってきた。

とにかく楽しかった!!この感想に尽きる。
あっという間だけどめちゃくちゃ充実感がある素敵な作品でした(((o(*゚▽゚*)o)))

私にとっては、初めての”生”草間リチャード敬太でしてね。
とてもとても幸せな時間だった(*´▽`*)
だってあのリチャくんが!!私の目の前に存在しているんですよ!?!?
これを最高と言わずして何というんでしょう😊😊

座席はL列だったから決して前方だったわけではないんだけど、肉眼でリチャくんの姿、表情をしっかりはっきり拝めたことが嬉しかった~~!!
知ってたけど、生で見るとより格好良いっすわリチャくん。
ますます好きになっちゃった😍

初めての生リチャくんが、本人待望の初ミュージカル作品であることにもちょっと運命感じちゃうよね~笑

リチャくんがものすごく楽しそうにパフォーマンスしてたのがすごい心に残ってる。
屋良くんと2人でパフォーマンスしてるシーンがちらっとあったりして、なんか素敵だなぁと思った!いいもの見せてもらってるわ~って感じ。

ダンスが凄いことは分かってたけど、生でその凄さを感じられて大満足。歌のパフォーマンスとときとはちょっと違う踊り方だったなぁ。
ダンスダンスしすぎた感じじゃなくて、きちんと役柄の心情が乗っかっていてね。リチャくんの表現力の高さを改めて感じた次第です。

歌の安定感にも驚きました!
ダンス同様、歌のレベルが高いことだって知ってたけど、いざ直接聞いたらちょっと震えちゃった!
その震えには「生歌聴けて嬉しい!!」って感情が入ってはいますけど笑
安定感ありすぎて、本当にミュージカル初めてなのか…?って疑っちゃったもんな~。

しかも初っ端からソロ歌唱があるとは思ってなかったから!!
驚きと嬉しさと感心とで感慨深くなってしまいました(*´▽`*)

屋良くんも格好良かったなぁ~!
2018年のV6坂本さん主演ミュージカル「TOP HAT」に出演してたはずだからお目にかかってはいると思うけど、ここまでガツガツ踊る屋良くんを肉眼で見たのは今回が初めてかもしれない。
というか、あの時は坂本さんと多部ちゃんに夢中すぎて屋良くんをあまり覚えていない…ごめんなさい…(^_^;)

ダンスがあまりにもなめらかで目を見張った。
うっとりする美しさがあったよね。釘づけになってしまいました。

他のキャストの方々も素晴らしかった!!
男性陣はダンス、女性陣は歌の面で、特に圧倒されまして。
一瞬で心つかまれちゃったな~~(*´▽`*)

見ごたえ抜群だったし、こんなすごい面々の中にリチャくんがいることが改めて凄いなと思ったよね。
 
 
肝心の作品について。

パンフレット購入を諦めてしまったので、もしかしたら捉え方とか認識がおかしいものがあるかもしれませんが…(^_^;)

まず一つは、”ソングサイクルミュージカル”というオムニバス形式の作品なだけあって、いろんなテイストのお芝居が見られたのが良かったですね。
ハッピーで楽しい感じのものやクスっと笑える愉快なものがあれば、ちょっと切ない感じだったりセンチメンタル/ノスタルジックな雰囲気のものもあり。
いろんなテイストを一度に味わえたことが満足感充実感につながっていると思うし、最後まで飽きずに楽しく観られた要因でもあると思う。

甘くて苦い、楽しいけど切ない、苦しいけど心躍る…
学生時代を中心とする時期特有の複雑な心情が生き生きと表現されてて、なんだか胸がキュッとなった。
あんまり物語の筋を理解せずに観に行ってたんだけど、恋愛、友達、家族、夢、いろんな悩みや葛藤についてが鮮明に描かれる作品だなぁという印象を受けた。

観劇後に調べたら、

『日々を精一杯生きながらも、ふとした瞬間に、抱えた胸のモヤモヤに苦悩する若者たち。感情の爆発、周囲の期待からの逃避、複雑な人間関係……。
「自分は誰? 何になりたいの?」――人生の決断にゆれる時、何が起きるのか?
若者へ、そしてかつて若者だったすべての方へ贈る、
愛、責任、アイデンティティ、人生の意味をストレートにぶつけて問うミュージカルです。』
(ミュージカル『EDGES ―エッジズ― 2022』StageGate公演詳細より引用)

とのことだったので、一応作品の意図を汲み取れてはいたのかなって感じ。

描写されてる悩みが割と身近な悩みとか感情に近いから、登場人物たちに親近感湧くのよね。
同じテンション感で楽しめたり切なくなったり、けっこう感情動いたかも。

最初の「become」でしたっけ?全員で歌ってるやつ、あれが掴みとして最高だった気がする。
自分はこういう人、こういう人間になりたい、みたいな自己紹介とか決意表明みたいな感じだったよね。
ここで作品の軸みたいなものがしっかり示されたから、見やすかったのもあるのかな~。
そんで、これは歌が凄かった!圧巻だった!!
めっちゃ楽しい!!期待感マシマシ!!って感じでしたね😊

他に印象深いのは、
「ケイリーとヘイリー」(で合ってる?)
「ごめん行かなきゃ」(的なタイトルだった気がする)
「be my friend」(だと思う!)
「理想の男」
「漂う」(みたいなタイトル)
あとタイトル思い出せないけど、月明かりが印象的なやつの6つかなぁたぶん。

いかんせん楽しすぎて、いつものごとく内容がスパーンと消え去ってしまったからな…(^_^;)
観劇中は覚えてたのに、終わった瞬間記憶飛んだんだよ。ショックだよ…

「ケイリーとヘイリー」は確か「become」の次ぐらい。割と序盤。
女性陣2人出演のお話でしたね。
はじめ女友達、なんなら幼馴染の女の子同士のお話かなぁと思ってたんだけど、もしかすると姉妹っぽい??
大人っぽすぎるケイリーと子供っぽすぎるヘイリーが、お互いのことを悪く言ってるけど、本当は羨ましかったり仲良くしたかったり…っていうのがあるあるな感じ。

明確な瞬間や出来事は分からないけど、仲の良かった人といつの間にか関係がこじれちゃうってことあるもんね。
昔のような関係に戻りたいなぁと思ってもなかなかうまくいかなくてヤキモキしたり。
複雑な感情がすごい伝わってきたしめちゃくちゃ共感してしまったよ。

特に感情揺さぶられたのが、ヘイリーが「ケイリーが煙草を始めた」って内容を歌い出した場面。
あそこの歌声、表情、素晴らしかったね!!!表現力ヤバすぎ!!!
どんどんケイリーが大人になっていって、周りもそれを認めてて。自分が置いていかれる、ケイリーがさらに遠い所へ行ってしまう、っていう切なさとかショックとか自分の惨めさみたいなものが一瞬で伝わってきたのよ。
思わず涙がにじみました( ;∀;)

「ごめん行かなきゃ」(時間が経つほど自信がなくなってく…)。
これは確か、ゴリゴリラップの内容だったはず。ノリノリで手を叩いた記憶がある。
高校、大学、社会人、それぞれの時代の彼氏のお話。
本当にこの人と付き合ってて良いんだろうか…?ってなっちゃうの、これもあるあるだよね!
(私はそんなに経験ないけども笑。一般的な話でね。)
別れを告げて新しい道を行く女性と、突然別れを告げられてあたふたする男性。この構図とても好きでしたね~。

3人ともなんか癖がある男で笑ったな。
高校の彼氏がリチャくんだったと思うけど。サッカー部設定が、リチャくんご本人とのギャップで面白かった。サッカーボール蹴るリチャくんの姿がなんか新鮮でキュートだったなぁ(*´▽`*)
あと同僚の彼氏の金持ち具合が最高😂
「ルブタンの財布マジ何なん!?」みたいな歌詞のとこがかなりじわじわ来て、しばらくクスクスしておりました笑

「be my friend」はSNSがテーマでしたね。今時な感じのお話。
SNSのことをこんなに強調した歌に出会ったのが初めてだったからすごい印象が強いよね。
身近な人間関係がうまくいかなくても、SNS上の友達や仲間に救われることもあるからなぁ。
使い方次第で世界広がるよなぁと改めて思った。

「理想の男」はなかなかコミカルだった。
めっちゃ理想的な男性に出会ったと思ったら、自分がその彼の恋愛対象じゃなかったって切ないなぁ。
周りのみんなが教えてあげてる中(これがコミカルで最高だった)、受け入れまいとしている女の子の感じがたまらなく愛おしかったね。

「漂う」と月明かりのカップルのやつは、しっとりテイストでじーんときた。
演出も綺麗でねぇ。ほかのタイトルとの緩急もあって沁みた。

そうそう、この作品でもう一つ特に良かったなと思うのが演出。
オープニングの演出から心鷲掴まれたのよ。
ダンスと映像と照明の融合がお見事で。ものすごく美しかったんだよな~(*´▽`*)

出演者のお衣装がステージ上に並んでるのもワクワクするから良かったし、スクリーンの使い方も上手だったなぁという感じ。

タイトル思い出せないけど、フラれた彼女への激しい暴言メッセージを言い放つ男の話。
演者自らハンディカメラで撮影してスクリーンに投影する演出がいい感じだったのよ。
男の激情してる様子を生で感じつつ、ビデオメッセージ感も色濃く感じられて、なんかすごい感情になった。心だいぶ動かされたね。
未練が強すぎる、愛情が強すぎるが故の暴言。愛と憎悪は紙一重だなぁと思いましたね。
あんな暴言連発はきっついなぁと思ったし元カノを思うと恐怖増すけど、男も男である意味哀れだよなぁと思ったりして。

演出で言うと、景色が云々みたいなタイトルのお話も素敵だったはず。
美しい景色の写真?絵?がスクリーン1枚1枚に映し出されて、最後に縁がカラフルに輝いて。
うっとりしたなぁ(*´▽`*)

最後の最後、最初に歌ってた「become」に戻って物語が完結するのも、うまいやり方だなぁと唸りました。
いろんな事がある/あったけど、結局自分らしくある、なりたい自分になる、それが大切だ!みたいなことかなと思ったり。

音楽の生演奏も、音の厚みとか迫力とか臨場感が出ていて最高だったね。
 
 
今覚えてる範囲での感想はこんなもんかな。
本当はもっといろいろ感じてたはずなんだけどね~(^_^;)

「エッジズ」という作品名なだけあって、そこそこエッジの効いたセリフや描写もあったけど、それが味になって心に刺さる作品へと変貌していたような感じがしました。

一般的なミュージカル作品よりも歌の割合が多かった印象。
普通に喋るシーンが思っていたより少なめだったけど、だからこそ楽しかったな~!
出演者6人の素晴らしい歌声を堪能できたし、ダンスも美しくて素敵だったし、何よりオムニバスのミュージカルというのが新鮮で。
テンポよくポンポン話が展開していって、緩急のバランスが良くて、大団円で終わる感じ。終始ウキウキできて楽しくて、とにかく最高だった。一生心に残る作品の一つになった気がします。

カーテンコール(?)で舞台から捌けてく時、リチャくんがちょっとバタバタしてたのが可愛かったぞ😊
若干見切れちゃって全体像は分からなかったけど、お客さんクスクスしてたし、きっとキュートなことしちゃったんだろうなぁ😊

あ~そうだ!
アイデンティティが一つのキーになってる作品で、リチャくんが自分の髪質を存分に発揮した髪型で出演してるというのも、素敵だなぁと思ったことの一つでした!
めちゃくちゃ格好良かったよ!!!

屋良くんとリチャくんをメインで見るつもりだったけど、そんなこと思う暇もないぐらい6人全員が魅力的で引き込まれた作品だった。
観劇できて本当に良かった~~(((o(*゚▽゚*)o)))

リチャくん絶対ミュージカル向いていると思うから、これからどんどんやってほしいぞ!!

タイトルとURLをコピーしました