正門くんの主演舞台である『ヴィンセント・イン・ブリクストン』。
10月7日(金)夜公演にお邪魔して来ました。
今更ながら感想をさっくりと書くぞ。
観劇から1か月以上経ったうえ、大千穐楽さえ1週間前に迎えたというのに…苦笑
気持ちの余裕がなかったんだよね…
おかげで言語化できる感想がほとんど記憶から飛んで行ってしまった。
だからちゃんとした感想は書けないのが惜しい。
メモ書きすら残ってなかった、残念。orz
観劇した日、とんでもなく雨降ってたんですよね~😅
行くの面倒になっちゃうくらいしんどかった思い出。笑
足元びっちゃびちゃになりながら会場に向かったもん。
観劇中も濡れっぱなしだからちょっと気持ち悪かったしな~笑
普段はあんまり思わないけど、あれだけ雨降ってるとグローブ座って駅からちょっと距離があって辛いよね。
グローブ座に対して「なんでこんなに歩くの!?!?」って初めて思ったかもしれない笑
座席がけっこう見やすい場所だったのが幸せ。
後ろの方のブロックだったけどステージの中心だったから、全体像がめちゃくちゃしっかり見られた!
舞台もライブもどっちかというと俯瞰で見たい派閥の人間なので座席に恵まれた。良かった!
正門さん、まーじで素晴らしかったですね。
散々いじられたゴッホパーマもものすごく舞台映えしてたし、ヴィンセントだな!って感じがして。
前髪がガッと上がってたのが良いですね。
なんとなくだけど、前髪が下りてるのって今時の若い人っぽい気がするからさ。
髪型含め、出で立ちがヴィンセントそのものだった。
別にヴィンセント知り合いじゃないけど笑
あの暑苦しめなキャラクターを正門くんが演じてるのがすごい楽しいなぁなんて最初の頃は思ったり笑
とんでもねぇオーバーリアクションが炸裂してたり、押しが強かったり、普段の正門くんとは真逆な感じが印象的でした。
けっこう楽しんで演ってるんだろうなと伝わってきたので、こちらも楽しく見れた気がする。笑
噂では聞いていたけど、正門くんの台詞量があまりにも凄くて終始たじたじ。
量が多いだけならまだしもけっこう感情的だしさ?あれをやってのけちゃう正門さん凄すぎな!?
純粋でまっすぐで、ちょっと思い込みも激しくて笑、だけど孤独で闇抱えてて、苦悩して葛藤して…。
そんな感情豊かで人間味のある正門ヴィンセント、すっごい魅力的だった。
愛が強いんだよね~ヴィンセントは。
アーシュラへの愛、アンナへの愛、サムへの愛、いろんな愛がありましたね。
ユージェニーに一目惚れして下宿先に押し掛けたときはどうしようかと思ったけど笑
アーシュラへの想いを募らせてあんなに熱く思いを伝えちゃうだなんて、愛情深い人じゃなきゃ無理よね。
あんな風に思われてみたいものですわ~😳笑
絆されちゃうアーシュラの気持ちがめっちゃ分かるなぁと思ったもん。
ヴィンセントにもちょっと共感したよ?
孤独とか闇とか、そういうネガティブな部分が似ている人の方が不思議と惹かれるんだよね。素敵に思えちゃうんだよね。
ヴィンセントの話を聞きながら、うんうん分かるよ!ってずっと思ってた。
…なんだけど!
さすがに私もアーシュラに惹かれていくって気づいたときはビックリしたけどね!?笑
パンフレットでアーシュラ役の七瀬なつみさんがおっしゃっていたのと全くおんなじ反応してたもん!笑
えぇ~!?あ、そっち行くのね!?って思ってました笑
でもそれが良かったです。
アンナに対する妹愛は微笑ましいなと思って。
アンナもなかなか気の強いというか猪突猛進型の子でけっこう大変だなぁって感じなんだけど、アンナのことをものすごく良いように捉えて表現して下宿先のみんなに話してたじゃないですか?
それが意図的にか無意識にかは分からないけどさ。
そういうところが素敵なお兄ちゃんだなぁと😊
てか、性格の面でアンナとヴィンセントの兄妹みが凄かったね!ちょっとそこは楽しかった笑
サムへは友情の愛かな。
絵のことでアドバイスしたり男同士でいろんな話をしてて、友達という認識をしているのかあくまでも下宿仲間なのかは知らないけど、けっこうキツいこと言い合いつつも良い関係性だったよね~って感じ。
ああいう関係性、素敵でちょっと憧れるかもと思った。
休憩明け(三幕?)のシーンでさ、気持ちが通じ合ったヴィンセントとアーシュラがいちゃついてるのがめちゃくちゃ可愛くて…!!!
テーブルの下で手にぎにぎしてキャッキャッするとかさあ!!可愛い以外の感情生まれなくない!?!?
あのシーンは心がすさんだときにぜひとも見たいですね。
あそこだけでも映像で見たい…!!🙏笑
でもあのシーンがあったからこそ、ヴィンセントに捨てられて(?)ふさぎこむアーシュラの姿は見てられなかった😭
アーシュラがまた闇に堕ちた、というかさらに深い闇に埋もれちゃったからさ、ヴィンセントの罪は重いぞ!?とか思ったりして。
娘だからって面倒を見るユージェニーは本当に大変だなぁと思ったし、私だったらそんなに手を尽くしてあげられないと思うから凄いなぁって感心しました。
サムとも無事(?)結婚して子供もできて、大人なユージェニーが切なくも格好良かった。
ラストシーンがなんだかとても美しくて心に残ったなぁ。
一心不乱に再び絵を描きだしたヴィンセントと、そんな彼を少しだけ離れた場所から目を顔を輝かせて見つめるアーシュラ。
孤独なもの同士、闇を抱えるもの同士の2人だけど、交わったらそこに希望が生まれて。
波乱は感じるんだけど、良い未来が想像できる素敵なラストだったように思う。
うまいこと言えないけど、重すぎず軽すぎずの良い塩梅でずっしりといろんなことを感じ取れる満足感の高い舞台でしたね。
良いもの見れたな~って感じ。
全体的に会話が楽しい作品だった印象。
嫌味ったらしいなと感じる場面もあったけど、それすら味になってるというか。
みんなすごい喋ってはいるもののうるさい感じではなくて、余韻余白もしっかりあるから会話の内容をきっちり咀嚼できたのが良かったです。
会話の相手によって空気感が全然違うのも面白かったなぁ。
ヴィンセントとサム、ヴィンセントとアーシュラ、ユージェニーとアンナ、が特に好きだったかも。
ユージェニーとアンナの言い合いは、見事なすれ違いと勘違いが面白かったですね。
強めな口調での言い合いも聞いててスカッとした笑
あ、そうそう!
舞台上で実際に料理してたよね!?あれ凄いなぁと思って観てた!
始めの方は小道具なんだろうなぁと思ってたんだけど、だんだんと「あれ…?本物っぽい…?」となりまして。
正門くんが手でじゃがいもを潰しだしたあたりで「本物だ!!!!」と分かった笑
そのすぐあとに、正門くんの手についちゃってたじゃがいもが床に落ちまして…
そのじゃがいもが落ちてる辺りを他の役者さん方が歩くもんだから「ああっ!じゃがいもがっっ!!」ってヒヤヒヤしてました笑
特にユージェニーの衣装が床につく長さのスカート?ドレス?だったからさ、裾がじゃがいも巻き込んじゃったり足で踏んじゃったりで、ずっとドキドキしてた笑
あのシーンは申し訳ないけどじゃがいもしか見てなかった、というか見れなかったですね笑
それも生の舞台ならではの面白さということで。😏
「染、色」に引き続き、正門くん主演の舞台は重厚さが感じられて見応えがありますね。
こういうテイストの作品をこれからもどんどんやってほしいなぁと思わずにはいられないほど、役をものにしていた気がする。
改めて、正門ヴィンセント素晴らしかったです。
約1か月間の公演お疲れさまでした。
Aぇ風コン(おてんとコン)とかドリライとかグレショーとか、よくもまあ並行してやってのけましたね!
マジで凄いわ、尊敬します✨
そういえば私が観劇したこの公演、末澤くんと大晴くんが見学来てたらしいね!
カーテンコール終わった直後に周りがざわついたから誰かいたんだなって察したんだけど、まさかのすえちぇ!!
しかもどうやら私の真後ろの席にいたっぽいんですよね!?
後ろなんてまったく気にしなかったし見向きもしなかったから全然気づかず…。
せっかくならチラッとでも視界に入れたかったなぁなんて思ってしまいました😅笑
ま、別に正門くん観に来たわけだからいいんですけど~!
ほ~~んのちょっとだけ後悔です笑
…だってさぁ、知らない人と目合うの嫌じゃない??
ああいう場で平然と周りを見渡せる方々はすごいなぁと常日頃思ってる人種だからね😅
パンフレットの座談会が面白かった!
狼煙Tシャツ着てる正門くんにちょっと笑ったけど笑
良い座組だったんだなぁってのがテキストからも感じられて、なんだか幸せでした。
正門くんと富田健太郎さんがおじいちゃん呼ばわりされてるのは、なんかものすごく想像がついたからすごい笑った😂
あの2人なんか雰囲気似てそうだもんな~😊